2015年02月14日

シンポジウム「環太平洋地域の津波災害痕跡・経験と知恵の継承」

2015年3月14日から18日の5日間,宮城県仙台市で第3回国連防災世界会議が開催される。
そのパブリック・フォーラム(一般公開)の一つとして,「-シンポジウム-環太平洋地域の津波災害痕跡・経験と知恵の継承」が開催される。

開催趣旨を転載する。
このシンポジウムでは,環太平洋地域の先史・歴史津波による災害の教訓に焦点を当て,新たな知恵を世界に発信し,防災に役立てたいと考えております。そのために,皆で共有すべき二つの道を提唱します。一つは,津波のメカニズムと社会へ与えたダメージを,さまざまな研究分野の成果を総合化して解き明かすことです。もう一つは,地域に伝わる事柄や東日本大震災のような経験を次世代に語り継ぐことです。

プログラムは次のとおり。
9:30~ 9:35 開催挨拶
9:35~ 9:45 趣旨説明
9:45~ 9:50 講師紹介
9:50~10:10 近地津波と遠地津波のメカニズム
       (東北大学災害科学国際研究所准教授 後藤和久)
10:10~10:50 仙台平野の弥生時代・平安時代の津波痕跡
       (東北学院大学地域構想学科教授 松本秀明)
10:50~11:30 仙台平野の弥生時代・平安時代の津波災害
       (仙台市教育委員会 斎野裕彦)
11:30~12:10 宮古・八重山諸島の津波痕跡と災害
       (宮古島市教育委員会 久貝弥嗣)
12:10~13:10 昼休み(※)
13:10~14:10 環太平洋沿岸の津波痕跡と災害
       (東北大学災害科学国際研究所准教授 後藤和久)
14:10~14:50 明治三陸津波からの復興を模索した人物-山奈宗真
       (立命館大学元教授 北原糸子)
14:50~15:10 アイヌの津波伝承
       (東北大学大学院国際文化研究科教授 深澤百合子)
15:10~15:20 休憩
15:20~16:30 パネルディスカッション
16:30~16:35 総括
       (東北学院大学地域構想学科教授 松本秀明)
16:35~16:40 閉会挨拶

※昼休みのイベント(12:10~13:10)
○大学生による津波災害痕跡に関する研究成果のポスター発表
 石澤尭史他「北海道浦幌町における津波堆積物のC14年代測定の高精度化」(東北大学後藤研究室)
 渡部真史他「ハマサンゴ岩塊の津波石の成長速度を考慮した古津波の規模推定」(東北大学後藤研究室)
 銘苅 勇「沖縄県石垣島における考古学的発掘調査と津波堆積物」(東北大学理学物)
 石上 朗「静岡県磐田市元島遺跡と津波堆積物」(東北大学理学部)
 菅井茜他「仙台平野中央部における古津波堆積物と浜浜提列構成砂の粒度組成」(東北学院大学松本研究室)

○遺跡で見つかった津波堆積物・地割れ跡の土層転写資料の展示と説明
 仙台市沓形遺跡(仙台市教育委員会文化財課 鈴木 隆・庄子裕美)
 仙台市荒井広瀬遺跡(仙台市教育委員会文化財課 小泉博明・黒田智章)
 岩沼市高大瀬遺跡(岩沼市教育委員会生涯学習課 川又隆央)

開催案内は次のとおり。
事業名 シンポジウム:環太平洋地域の津波災害痕跡・経験と知恵の継承
開催日 平成27年3月14日(土)
時間 午前9時30分~午後4時40分(開場:午前9時10分)
会場 AER21階TKPガーデンシティ仙台 ホールA(定員300名),入場無料
住所 仙台市青葉区中央1-3-1(仙台パルコ北隣り)
アクセス JR仙台駅西口徒歩2分,地下鉄南北線「仙台」駅徒歩2分


<参考リンク>
・ 第3回国連防災世界会議仙台開催実行委員会
・ 第3回国連防災世界会議パブリック・フォーラム(仙台)「環太平洋地域の津波災害痕跡・経験と知恵の継承」開催(東北学院大学)シンポジウムパンフレット(pdf版)有
posted by itoh at 14:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 考古学 | 更新情報をチェックする