2016年07月10日

穀物の発芽の有無で栄養上の違いはあまりない

1か月程前だが、2016年6月6日の食品安全情報blogのレビューに、「発芽穀物はより健康的?」というものがあった。
これは、カリフォルニア大学バークレー校の「Berkeley Wellness」掲載記事のレビュー。日本でも、発芽穀物が健康に寄与するとして取り上げられているが、このレビューによると、栄養上、種子そのものと発芽穀物とに大きな違いはないとのこと。

発芽によって毒性物質が産生される場合があるので、強いて発芽穀物を食べる必要性はないだろう。

発芽穀物ではないが、近年、チアシードがちょっとした流行になっているようだが、食習慣の乏しい食品を取り入れるには、もう少し慎重になった方が良い。種子をそのまま食べる、というより飲み込むような摂取の仕方で、どれほどの効果があるのか疑問。仮に、食品として摂取して劇的な効果が認められるのであれば、過剰摂取による健康被害に注意した方が良い。

ちなみに、"安全なチアシード"として無農薬栽培やオーガニック栽培されたものを推奨している情報もあるようだが、食品の安全性と栽培方法は関係ない。
posted by itoh at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境,食品,農業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする