2017年10月09日

食品安全検定

2017年9月,食品安全検定の初級を受験し,合格した。

初級試験第1回か第2回を受験するつもりで公式テキストを購入して勉強していたのだが,受験申込みを忘れたり都合が悪かったりして,今回までズルズルと受験を先延ばしにしてしまっていた。その間,公式テキストを何度か読み返し,やや高いと思いつつ受験対策アプリ(基礎編)を買って時間があるときに解いていた。
前半の食品安全,食品添加物・農薬,食物アレルギー等については,今までの知識である程度対応できそうだったし,後半の食中毒起因微生物等についても既知の情報が少なくなかったので,初級なら合格できる自信はあった。確かに合格はしたのだが,実際に受験してみると,なかなか侮れないと感じた。初級の問題は5者択一(4者択一もあったかも)で,今回は誤っているものを1つ選ぶ問題が多かったように思う。文章の一部が誤っている問題も複数あり,知識のうろ覚えでは凡ミスを連発してしまうだろう。

テキストの内容は科学的根拠を基にまとめられており,リファレンスとしても活用できる。食品関係の民間資格や検定は,変な”自然信仰”や科学的根拠の乏しい内容が,あたかも正しいものとして取り上げられているように感じる。一方,食品安全検定はそうしたこともなく,適切な食品安全情報を身に付けるのに最適だと思う。食品製造業などの二次産業だけでなく,農畜産物生産現場である一次産業に従事している人にもお勧めする。

初級試験に合格したのに気を良くして中級の公式テキストを買ってみたが,初級とはかなりレベルが違った。初級テキストでは紹介程度だった一般的衛生管理プログラムやHACCPが具体的に解説されていたりと,たしかに”食品安全の現場リータ゛ー”,”食品安全管理の責任者”,”HACCPチームメンハ゛ーや内部監査員”を受験対象として想定されている内容だ。公式サイトに掲載されている「中級合格者の声」にもあるように,食品工場などで活用できる,かなり実務的な内容となっている。
中級試験を受験するかは,思案中。初級と違って,合格できる自信がない。

なお,食品安全検定はCBT方式を取っている。公式サイトでも説明があるように,受験申請の際に登録された最寄りの試験会場を選択し,試験会場ではパソコンを使っての回答となる。合否や点数が受験後その場ですぐに分かり,プリントアウトして貰える。合格証は後日郵送される。
posted by itoh at 17:36| Comment(0) | 環境,食品,農業 | 更新情報をチェックする