2010年08月03日

農薬登録情報検索クライアントACFinderと携帯農薬検索システム

とくしまichiban(徳島農業支援センターだより)第3号(2010年4月)」4ページから5ページで,農薬登録情報検索クライアントACFinder携帯農薬検索システムが,分かりやすい絵入りで紹介されていた。
ACFinder公式ウェブサイトの1行コメントで,携帯農薬検索システムを開発・提供されているHidemi Oya氏から教えていただいた。
ACFinderは,kabe氏が開発した農薬登録情報ソフトウェア。
ACFinder,携帯農薬検索システムとも,無料で利用できる。

農薬登録情報は,(独)農林水産消費安全技術センター(薬検)がインターネット上で無料公開しており,ネット上で検索できるページも準備されている。しかし,このページは検索しにくく,また検索速度等がネット環境の違いで左右されるなど,必ずしも使い勝手の良いシステムとは言えない。
JPP-NETアピネスなど有料で検索できるサイトはあるが,料金が高額であり一般的には活用しにくい。

ACFinderは,薬検が公開している農薬登録情報データをダウンロードして利用するため,オフラインでも検索可能であり,検索速度も速く,検索し易い,といった特徴がある。
詳細はACFinderの公式ウェブサイトを参照いただきたいが,いずれにしても,農薬登録情報を必要としている農業者や関係機関職員等にとっては,かなり重宝するソフトウェアであることは間違いない。
私がACFinderを知ったのは4年ほど前だが,それ以来かなりお世話になっているソフトウェアで,以前の職場の同僚等にもジワジワと広がり,気づけば,JPP-NETが使える環境にも拘わらず,ACFinderが農薬登録情報検索の代名詞,という感じになっていた。

ACFinderの少し後に知ったのが,携帯農薬検索システム。
携帯電話サイト用の農薬検索システムで,検索方法はACFinderよりも制限されるものの,携帯電話一つでどこでも農薬登録情報をチェックできることから,こちらも重宝しているツール。
携帯農薬検索システムも,薬検の農薬登録情報データが基になっている。

農薬登録情報関係は,ACFinderと携帯農薬検索システムに,薬検が提供している農薬登録情報・速報ページの3ツールで,ほとんど用足りるのではないだろうか。

また,基本情報として,薬検が情報公開している農薬登録における適用作物名についても定期的にチェックしておく必要がある。


<2010年8月6日追記>

薬検データを始め,ACFinderや携帯農薬検索システムの使用は,あくまで自己責任で行うこと。
万一薬検データに誤記載があって,農薬使用上,農薬使用者に不利益になったとしても,自己責任となる。
この点を自覚できないのであれば,薬検データを始めとするこれらのツールを使用してはいけない。

ちなみに,農薬取締法は「ラベル主義」とも言われるように,同法上は農薬の包装に記載の使用方法のみが有効となる。
例えば,製品パンフレットと農薬包装とで記載内容が異なった場合,農薬包装に記載された使用方法が正しい。
これは,行政機関や農薬メーカーが発行する情報においても該当するため,最終的な使用方法は,必ず農薬包装に記載の内容で確認すること。
無登録農薬問題翌年の2003(平成15)年,各都道府県が発行している農薬使用基準において,多くの自治体で記載の誤りがあり問題となった。こうした場合でも,農薬取締法上は,農薬包装で使用方法を確認しなかった農薬使用者が同法違反を問われることになる。
民事上自治体や農薬メーカーを訴えてることは可能でも,行政法である農薬取締法上の責任は,農薬使用者が問われることになる。



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posted by itoh at 21:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 環境,食品,農業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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