2011年09月04日

仙台市沓形遺跡第3次調査現地説明会

平成23年8月27日に行われた,仙台市沓形遺跡第3次調査現地説明会に参加した。

現在までの主な調査成果として,次の点が挙げられる。
 (1) 第1次調査成果と合わせて約20haの弥生時代中期の水田遺構が見つかったこと。
 (2) この水田遺構は津波堆積物に覆われて廃絶され,その後古墳時代前期まで水田は造られなかったこと。
 (3) 沓形遺跡の西方約1.5kmに,弥生時代中期の木製農具等が多く出土した中在家南遺跡があり,両遺跡には関連性があるのか注目される。

さらに調査が進められるとのことで,水田遺構内の調査でどのような遺物が出土するのか,弥生時代中期以前の遺構が見つかるのか,今後も注目していきたい遺跡である。

遺跡調査成果の詳細については,仙台市教育委員会ウェブサイトにUPされている現説資料を参照いただくとして,私が撮った写真を幾つかUPする。



沓形遺跡第3次調査範囲(北から) 並ぶ水田遺構 大畦畔 水口 沓形遺跡第3次調査出土土器 現地説明会冒頭の挨拶(仙台市教育委員会斎野係長) 津波堆積物について説明する東北学院大学松本教授(箱尺目盛4辺りの白い層が津波堆積物)



<参考リンク>
沓形遺跡遺跡見学会資料(pdfファイル,平成23年8月27日開催,第3次調査)
沓形遺跡発掘調査現地説明会資料(平成19年7月28日開催,第1次調査)
ラベル:画像
posted by itoh at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 考古学 | 更新情報をチェックする
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