2016年01月10日

農水省に宮城県、それで良いのですか?

この連休、畝山智香子氏の新著書『「健康食品」のことがよくわかる本 』を読んでいる。
全体的な感想は読了してからupするつもりだが、今読んでいる部分で取り上げておきたい一文があった。

101ページ(エキナセナに関する記述の中で)
食品に関しては効果効能以前に安全性の確保が大切なのです。

このように公務員なのに、なにかあった場合の責任は医療に押しつけて安全性より利益追求が重要だと行動してしまう状況が日本の地方行政にはあるのです。

特に2つ目の引用部分、この点は中央官公庁も含め、行政組織の産業振興部門において顕著に見られる。
本blogでも度々取り上げているが、宮城県では、東日本大震災復興関係の農水省の事業(通称「先端プロ)の中で農産物の機能性成分に着目した試験研究があり、ルイテイン等の抗酸化物質を多く含む農産物で機能性食品表示を目指した仕事をしている。この試験研究では、宮城県(試験担当は、宮城県農業・園芸総合研究所)を始め(独)農研機構食総研、東大・東北大・慶応大の各医学部等が参画している。これが医学分野の基礎研究であれば分からなくもないが、この事業は、東日本震災被災地における復興に寄与するため、農産物の付加価値販売を目的とした実証研究事業なのである。
果たして、多額な税金を投入して研究するようなものなのだろうか?
国民の一人として、税金の使い方に疑問を持たざるを得ない。
posted by itoh at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境,食品,農業 | 更新情報をチェックする
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