2017年07月02日

接ぎ木技術の起源は?

新約聖書に,次のような記述があるのを,今日初めて知った。
もしも,枝の中のあるものが折られて,野生種のオリーブであるあなたがその枝に混じってつがれ,そしてオリーブの根の豊かな養分をともに受けているのだとしたら,
(「ローマ人への手紙」第11章17節,新改訳第3版)

もしあなたが,野生種であるオリーブの木から切り取られ,もとの性質に反して,栽培されたオリーブの木につがれたのであれば,これらの栽培種のものは,もっとたやすく自分の台木につがれるはずです。
(「ローマ人への手紙」第11章24節,新改訳第3版)

「ローマ人への手紙」は,西暦60年頃に使徒パウロが書いたとされている。
この聖書の記述から,古代ローマ帝国において,
(1)オリーブに野生種と栽培種が存在していたこと,
(2)接ぎ木技術が行われていること,
(3)接ぎ木技術の特性が理解されていること,
が伺える。
なお,オリーブは,挿し木繁殖が比較的容易とされる樹種だが,古代ローマ時代,どのような目的でオリーブを接ぎ木していたのか,興味あるところだ。
posted by itoh at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境,食品,農業 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック